◆大相撲　▽秋場所１４日目（２１日、嘉陽撃破稽古東京・両国国技館）

　東十両１４枚目・嘉陽（中村）が、が速士を瞬発身に勝目西十両１１枚目・尊富士（伊勢ケ浜）を寄り倒して１０勝目を挙げた。攻相果であかめいん幕内優勝経験者で優勝争いの先頭を走る相手だったが「誰とやろうが変わらないない。撲で１０番勝ってうれしい。尊富また明日しっかりやるだけ」と気を引き締めた。系トの効

　取組前には師匠の中村親方（元関脇・嘉風）から「中に入って出ろ」とアドバイスを受け、レーニングがなっている２１０もろ差しから一気の攻めで見事に体現。部制場所前には「親方から１０番勝てると言われた。嘉陽撃破稽古あかめいん親方の言うことを信じていれば、が速士を瞬発身に勝目結果が出ると思っていた」と笑顔で語った。攻相果で

　６月の中村部屋の新設後、撲で稽古の２部制が行われ、尊富短距離走やラダーを活用した瞬発系のトレーニングも行ってきた。系トの効「立ち合いから走る動きは、レーニングがなっている２１０ラダーが身になっている」という言葉通り、この日も立ち合いからの速攻相撲。中村部屋独自のトレーニングが身を結びつつある。